2024/02/12
2024年2月12日、研究開発責任者である能智教授がリーダーを務める教員心理支援グループでは、おやつをいただきながら楽しくオンラインでお話をする「癒やしのおやつミーティング」を開催しました。活動報告
「癒やしのおやつミーティング 2024 Spring」を開催しました
能智プロジェクトが誇る、鉄板のゴールデンコンビ
「癒やしのおやつミーティング」は、前身のプロジェクト「Thanks Caregivers Project(2019~2021年)でも実施されていた伝統あるミーティングで、プロジェクトメンバーが得意とするイベントのひとつです。オンライン・オフライン両方での開催実績があります。
当日は、京都府の公立学校の先生方3名が参加され、能智教授に加えて教員心理支援グループサブリーダーの沖潮満里子青山学院大学准教授が約2時間にわたり先生方のお話を伺わせていただきました。
最初は、お互い初めてのことだったこともあり、緊張気味に始まりましたが、用意されていたお菓子から「食べたいお菓子」について話をしながら、アイスブレイクを行い、雰囲気作りに努めました。
2時間は長いのでは? というご心配の声もありましたが、能智教授と沖潮准教授は師弟コンビと言うこともあり、たいへん素晴らしいコンビネーションでミーティングを進めていたことから、全く話が尽きませんでした。
終了後、出席者の先生方からも「とっても楽しかった! あっという間だった」と異口同音に言っていただけるなど大変好評でした。
「自分の悩みを話す場所も特にない中で、共感していただけたことが本当にありがたかった。きょう本当にきて良かったなと思った」
「初めはどうなるのか本当に心配だった。初めてお目にかかる人に話なんて本当にできるのか心配で仕方がなかった。言葉にしないところもしっかり汲み取っていただき、今日は本当にお目にかかるのが初めてなのか? っていうくらいすべてが伝わる感じで話を聞いていただけて、やっと慣れたなって思ったところで終わってしまい本当に残念」
「悩みを相談しなさいって言われて、はい、そうですかとはなかなかならない。でも、今日は楽しくおしゃべりさせていただいたうえで、気持ちを汲み取ってもらえて、自分の悩みを違う言葉ですごい共感してもらえたのが本当にうれしかった。
また、なぜ自分がそこに悩んでいたのかがわかってすっきりした」
「自身は日頃、カウンセリングする立場として、『傾聴する側』でしたが、今日は能智先生・沖潮先生に傾聴していただいたことで、『傾聴されるということはこういう気持ちになるのか』と、目から鱗の経験となりました。今後自身が傾聴する際は、ここで学んだ『態度・言葉のチョイス』を活かしてまいりたい」
「今までずっと悩んでモヤモヤしていたことを、整理することができました。『聞いてもらう側になると、こういう気分になるのか』と思い、今後聞く側としてもより丁寧に聞いていかなければと気持ちを新たにしました」
今後も能智プロジェクトは、教員の皆様に生徒指導や特別支援を中心とするお悩みについて、ゆっくり語りあいながら考えることができるイベントを企画して参ります。
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