シンポジウム
シンポジウム「インパクト投資の観点から学術活動のあり方を考える」を開催しました(その2 キーノート~第二部パネルディスカッション篇)


そしてお待ちかねの柳川教授による、インパクト投資に関するキーノートがスタート。内容は非常に明解でわかりやすく、聴衆の皆様からも「とてもわかりやすかった。インパクト投資の理解が深まった」と絶賛でした。
「インパクト投資を成功させるには、(アウトカムの)『見える化』が非常に大事なポイントであると考えられる」と、インパクト投資の”リターン”についての説明がありました。
その上で「今日のシンポジウムの趣旨に沿って説明するのであれば、やっぱり大学側も、大きな意味で社会が何を求めているのかと、その社会が求めているものに対して自分たちの研究がどう貢献できるのか。
それはいきなり利益が上げられるとか、いきなりサービスを売るとかいう話よりは、もっと大きな問題意識を持って課題解決に関する研究を深めていくことが、結局のところ、インパクト投資というような資金が民間側から集まってくる大きなポイントではないか」と語り、利益よりもまずは研究における問題意識が重要になる旨のお話があり、大学という研究機関の存在理由が改めて明示された格好となりました。


第二部パネルディスカッションは、モデレータに東博暢 SPD(日本総研プリンシパル)をお迎えし行われました。パネリストは、キーノートに続いて柳川教授、松下佳代京都大学教授、大野彰子国立教育政策研究所 国際研究・協力部長、青柳光昌 一般財団法人社会変革推進財団専務理事、谷津もゑり三井住友フィナンシャルグループ 社会的価値創造推進部、そして進行アシスタントとして、能智プロジェクトの石島照代プロジェクトマネージャーが登壇しました。


まず、今回のシンポジウムのディレクターである石島PMから今回のシンポジウムの趣旨と、ポスコロSIPの一部の研究の紹介がありました。その後、各パネリストから10分程度でご自身の活動と社会的インパクトに関する説明をいただき、適宜モデレーターの東先生から質疑がありました。パネルディスカッションは和やかな空気の中で行われつつも、柳川先生のキーノートの内容を受ける形で議論は非常に活発に進行しました。話題のテーマは「見える化」と「内部性と外部性」、「大学の役割」等に集約されていきました。


その後、今回のシンポジウムの協賛社であるアカデミスト株式会社の柴藤亮介CEOから、大学の研究資金の現在についての話題提供がありました。
続きは1月中にアップの予定です