シンポジウム
語り合い学び合いつながり合う自治体教創コンソーシアム 設立準備会発足発表会リポート Part.4
舞鶴市と同じようにコンソーシアムに参画する綾部市では、人口減少を前提とした持続可能なまちづくりの中で、教育を将来への重要な投資と位置づけています。副市長の岩本正信氏は、「綾部市は豊かな自然に恵まれ、歴史と文化の香る町。地域の人のつながりが大変強く、温かい人間関係が作られ、子どもたちが心豊かに育つ環境が整っている」と綾部市をアピール。こうした地域特性を生かし、教育の基本理念として「わがまち綾部を愛し、綾部の風土や歴史、文化を誇れる心豊かな人づくり」を掲げています。
小中一貫教育を軸に、キャリア教育、国際理解教育、ふるさと教育を三本柱として、地域に誇りを持ち未来を切り開く力を育てていきたいと述べました。
また、教育長の小林治氏は、教育は知識を教えるだけでなく、子どもの心を動かす「ロマン」のある営みであると語りました。小規模校の特性を生かした体験型の学びや小規模特任校制度を通じて、一人ひとりに合った学びの場を提供し、学校の魅力を内外に発信していく考えを示しました。
この綾部市の取り組みについて、柳川範之東京大学経済学研究科副研究科長は、「綾部市に限らず、インフラ問題はどの自治体も難しい課題」としながらも、老朽化対策による長寿命化と、インフラの共有化・共通化の2点を挙げ、「学校の維持を図り、一つのインフラの共有でコストを下げていくことは大事」と訴えます。
「小規模特任校だからこそできるきめの細かな教育と、それぞれの状況や理解度に合わせた教育、というものが教育の一つの理念。綾部市の今後の取り組みに期待したい」と強調しました。
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